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豆乳ローションって何?

豆乳ローションを作るからというので、妻から渡された食材の買い物リストの中に、「豆乳2パック(ただし成分無調整)」と書き込んであった。日曜に一週間分の食材を車で買出しに行くのが、家庭におけるわたしの担当なのである。「ほら。ご指示通り、成分無調整の豆乳を買ってきたよ」と、妻に渡すと、ありがとうといって、そそくさとキッチンに入っていった。さっそく豆乳ローションを作るらしい。「豆乳ローションって、なんだ?どんな効果があるの?」と、キッチンの妻に声を掛けると、ムダ毛の脱毛に効果があるという。毛穴の黒ずみも、豆乳ローションを塗ると綺麗になるという。そういえば、以前にテレビのスパスパ人間学とかいう番組でやっていたな。夏に向かって、肌の露出が多い服装になってくると、特に女性は大変だ。腕や脛、わきの下のムダ毛を、塗っただけで解消できるローションがあれば、そりゃうれしい。しかし、まずはわたしが実験台にされるらしい。

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豆乳ローションを作ってみる

豆乳ローションの実験台にされるとなると、他人事では済まされない。自分の身体に塗られることになる豆乳ローション。どうして作られているのか、見ておかなければならないと、キッチンに入っていった。すでに小鍋の豆乳がガスレンジで加熱されている最中だ。調理台には、レモン、ザル、キッチンペーパーと油こしペーパー、軽量カップ、消毒用エタノールなどが用意されている。豆乳は200mlの量を暖めているらしい。2パック買ってきたのに。「残りはどうするの?」と妻に聞いたら、飲むに決まっているという。なるほど。さて、豆乳は60度〜70度で火からおろし、レモン半個分の絞り汁とエタノール20mlを入れてよくかき混ぜて5分置く。その間に、油こしペーパーとキッチンペーパーを敷いたザルを軽量カップの上に置いて待機。豆乳を火からおろしてほぼ5分経過。ザルに注いで濾す。ギューギューと濾すのは禁物。妻によると、優しく濾すのがコツらしい。

豆乳ローションを使ってみたら!

軽量カップに濾された液体が豆乳ローションである。キレイな半透明のレモン色だ。量は、約100ml。元の豆乳の半分量だ。これを小ぶりのタッパーに入れ替えて、冷蔵庫で冷やす。わたしのすね毛による実験が成功した暁には、妻は本格的に豆乳ローションを使う計画らしい。その夜、わたしが風呂から出て、パジャマに着替えたところで、手に髭剃り刃を持った妻がすねを出せという。「何するつもりだ?」と聞くと、わたしのすね毛を剃って、豆乳ローションを塗るのだという。ああ、そうだった。わたしは豆乳ローションの実験台なのだった。わたしは、すね毛を剃られて、そこにコットンに浸した豆乳ローションを塗られた。豆乳ローションは、塗られても違和感はない。1週間、朝と晩に豆乳ローションの塗布を繰り返していると、すねに毛が生えてきている。試しに妻が、何本かを毛抜きで抜くと、スルッと抜けた。毛根が弱っているのだ。豆乳ローションは成功したのだった。